症状にお困りの方へネット依存(インターネット依存症)

過敏性腸症候群(IBS)
ネット依存(インターネット依存症)は、スマホやPCの使用を自分でコントロールできなくなり、生活や健康に支障をきたす状態です。
単なる長時間利用ではなく、「やめたいのにやめられない」「使えないと不安になる」といった心理的・行動的な特徴が見られます。
ネット依存は、インターネットやスマホ、SNS、ゲームなどの使用が過剰になり、日常生活に支障をきたす精神的な状態です。
WHOは2019年に「ゲーム障害」を正式な疾患として認定し、依存症の一形態として注目されています。
主な症状とタイプ
精神的な症状
- ネットを使えないと強い不安やイライラを感じる(離脱症状)
- 現実世界の活動や人間関係が疎かになる
- 抑うつ感、孤独感、自己肯定感の低下
身体的な症状
- 睡眠障害(昼夜逆転、寝不足)
- 頭痛、眼精疲労、肩こり
- 食事や入浴を忘れるほど没頭する
行動面の特徴
- 使用時間の増加とコントロール不能
- 学業・仕事・家庭生活への影響
- 使用時間や内容を隠す、注意されると怒る
周囲の理解と支援
ネット依存は「怠け」や「甘え」ではなく、脳の報酬系が過剰に刺激されることで起こる依存症です。
本人も「やめたい」と思っていても、やめられない苦しさを抱えています。
支援のポイント
- 使用時間や行動の記録をつけ、現状を可視化する
- 代替行動(運動、対面交流、趣味)を取り入れる
- 家族や周囲が責めず、冷静に関わる
- 認知行動療法や専門機関での支援が有効